3月17日の礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

へブル10:35~39『理不尽な事々を主に委ねる』

  旧約聖書の中に数多くの預言書があり、やがてメシア・救世主が来られる事は、へブル人すなわちユダヤ人であれば誰もが知っている事。そして預言者たちが語られたヘブル人にとっての一般常識はイエス・キリストによって成就し、この地に現れたメシア・救い主であるイエス様が、終わりの時代を迎えている今、直接私たちに語って下さったのだ。10章ではそう言っています。

  さらに、へブル人であるあなたたちは、預言者たちが示されたメシア・救い主こそイエス様であると信じて神の子とされ、光の子とされたのではなかったですか。そしてこれまで個々に試練を受け、また家族や教会としても苦難を受け止めて、それを喜びとすらしてきたではありませんか。あなた方の確信を投げ捨ててはいけません。そう言っているのです。

  そして、預言者の言葉を引用します。37・38節の鍵括弧の中の言葉は、旧約聖書の預言書ハバクク書を引用して伝えます。

預言者たちが口々に、やがて来られると預言した救い主が、本当に来られたではありませんか。そして救い主イエス様は、もう一度この地にやって来られる。遅れることはない。

 主が義とされた者は、目に見える現実だけを見て翻弄されるのではなく、信仰によって生きるのだ。もし恐れて退くなら、主はあなたを喜ばれません。そう言っているのです。 そして39節で、こう述べるのです。『しかし私たちは、恐れ退いて滅びる者ではなく、信じていのちを保つ者です。』