11月23日の礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

イエスの噂が広まるに連れ、群衆がイエスの行く先々につきまとうようになっていました。人が大勢集まることは普通は嬉しいものです。しかしイエスは、逆に群衆たちの中に明らかに危険な傾向があることを見抜いておられたようです。彼らは今のところ、イエスの奇跡的癒し、見事な教えなど魅力的なものに惹かれてついてきているだけでした。イエスは群衆に何を語ったでしょう。群衆から弟子へ!です。
イエスは二つの逆説的な例え話を語りながら教えました。この世では普通、事をなそうとする時、多くを集め、自分を強め、大きくします。イエスの弟子になるなら逆です。「自分のいのちまでも憎み」(26)、自分の「十字架(苦難の使命)を負い」(27)、「自分のものを捨てる」(33)ことです。
 私たちはもっと立派な人にならなければイエスの弟子になれないと思って空しい努力をしていないでしょうか? 弟子の備えはこの世とは逆なのです。イエスの弟子になるなら、自分の側にある頼りがいのあるものを捨て、離れ、イエスのみになることです。