11月9日の礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

「義母の神を言じたルツ」ルツ記4章18〜22節
本日も系図をテキストとしました。旧約聖書ルツ記の終わりには、ダビデ王につながる系図があります。21節には、「サルマはボアズを生み、ボアズはオベデを生み、』とありますが、くわしく言うなら、「サルマはラハブと結婚してボアズを生み、ボアズはルツと結婚してオベデを生んだ。』となるのです。


ルツ記は、「さばきつかさが治めていたころ、この地に飢饉があった。』と始まります。旧約聖書のヨシュア記に続く、「士師記」という巻物があるのですが、この「士師」を別の呼び方で「さばきつかさ」と言うそうです。ルツ記は、士師記と同じ時代、ヨシュアの後の時代、紀元前1200年くらいの出来事のようです。
イスラエルの小さな町ベツレヘムに暮らしていたナオミは、その地方が飢饉のために、夫と二人の息子と一緒にモアブの地へと向かい、新しい生活を始めました。その地で息子たちはそれぞれ妻を迎えました。その後、夫と二人の息子たちは死に、ナオミと息子の妻たちが残されました。


ベツレヘムに小麦の収穫があった事を聞いたナオミは、故郷に帰ることを決断し、息子の妻たちにはそれぞれの家へと帰るように言いました。兄嫁はそれに従いましたが弟嫁のルツは反対し、ナオミについてベツレヘムに帰ることを強く主張したのでした。それは、ナオミを一人にしておけないという心と共に、ナオミが信じている主なる神様をルツも信じているためでありました。まさに、信仰による決心だったのです。
さあ、ナオミの決断、そしてルツの信仰による決心は、どうなっていくのでしょうか?主なる神様は、どのように導かれるのでしょうか?