11月2日の礼拝動画と週報

礼拝動画

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週報

説教要旨

「イエス様の系図に加えられたラハブ」マタイ 1:1〜6
新約聖書1ページ、マタイの福音書1章には、救い主イエス様につながる系図があります。旧約聖書に書いてある事によってイスラエルの民は、アブラハムの子孫として、またダビデ王の子孫として、メシアと呼ばれる救い主がお生まれになり、世の人々に救いをもたらす事を知らされてきました。
何とこの系図の中に、々エリコの町に住んでいたカナン人、そして「遊女」であったラハブという女性の名前があります。
ラハブについて書いてあるのは、旧約聖書ヨシュア記2章です。
ヨルダン川をこっそりと渡って周りを城壁で囲まれたエリコの町にひっそりと入った偵察の二人は、1節にあるように「ラハブという遊女の家に入り、そこに泊った」のでした。ところが、二人の行動は見抜かれてエリコの王に知らされ、王はラハブのところに人を遣わして、外からやってきた者たちを差し出すように言いました。ところがラハブは偵察隊の二人をかくまいました。
ラハブが偵察隊の二人と交わした言葉の中に、ラハブとこの地の住民がイスラエルの民を恐れている事、そしてイスラエルの民を支え導いている主なる神様を、ラハブは恐れている事がわかります。11節には、「あなたがたの神、主は、上は天において、下は地において、神であられるからです。」とラハブが言った事が書いてあるのです。これは、ラハブが主なる神様を恐れているだけでなく、ラハブ自身にとっても主なる神様なのだと信仰をもっている事がわかります。
そして、偵察隊の二人をかくまい助け出した代わりに、イスラエルの民がエリコの町を攻める時には、自分たち家族を助けて欲しいと願い、ここに約束が結ばれたのでした。そしてこの約束が実行された事が、ヨシュア記6章22節以降に書いてあります。