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週報
説教要旨
『わたしがあなたの前を進もう』申命記31:7~13 申命記31章の背景を、簡単にお話しします。イスラエル民族の父祖アブラハムから、イサク、ヤコブと族長が受け継がれた後で、ヤコブの息子の一人ヨセフがエジプトの宰相となり、父ヤコブや兄弟たちをエジプトに呼び寄せたところで創世記が終ります。創世記に続く出エジプト記では、エジプトの宰相となったヨセフの事を知らない時代となって、イスラエル民族がエジプトで奴隷となっていたのを、文字通りモーセがイスラエル民族をエジプトから脱出させたのが出エジプト記です。そしてレビ記、民数記、申命記と続き、31章では、エジプトを脱出したイスラエルの民が、荒野を何と40年もさまよった後で、いよいよ主なる神様の約束したカナンの地を目前にしてモーセが死を迎えるにあたり、後継者と定めたヨシュアに向かい遺言を伝えている、まさに大切な節目という状況です。 モーセは、イスラエルの民を前にしてヨシュアに言いました。 神様が導いて下さった新しい道に、あなたがたは進もうとしています。心を強くもって、しっかりと立ちなさい。神様ご自身が、あなたがたと共にいて、あなたの前を進まれるのです。そして、これからも大切な節目の度に、神様の教え読み聞かせるのです。男も、女も、子どもも、一緒にいる全ての人々に。そして、あなたたちも、あなたの子どもたちも、その次の世代の者たちも、神様を言じて、その教えを大切にするのです。」 皆さんにとって、2024年はどんな年だったでしょうか?