9月8日礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

「善を求めよ悪を求めるな』アモス5:12〜15
インターネット・ラジオ「デイリーブレッド(8月29日号)
聖書の御言葉:アモス書2:6~16タイトル:正義の神
『主はこう言われる。
イスラエルの三つの背き、四つの背きのゆえに、わたしは彼らを顧みない。彼らが金と引き換えに正しい者を売り、履き物一足のために貧しい者を売ったからだ。彼らは、弱い者の頭を地のちりに踏みつけ、貧しい者の道を曲げている。子とその父が同じ女のもとに通って、わたしの聖なる名を汚している。彼らは、すべての祭壇のそばで、質に取った衣服の上に横たわり、罰金で取り立てたぶどう酒を自分たちの神の宮で飲んでいる。」』
アモス書2章6〜8節
時は分裂王国時代、イスラエルの民は、かつてエジプトの圧政から神様に救い出してもらったにもかかわらず、今や履き物一足のために貧しい人を奴隷に売るような、霊的な暗黒の時代を過ごしました。貧しい人を陥れ、弱い人に土下座をさせて踏みつける一方で、安息日を守り、供え物をささげ、あたかも神様を尊び、礼拝しているかのように振る舞っていました。
アモス書には、律法を与えられているイスラエルの民が、正しく生きていない事が指摘されています。民が自分の必要のためには他人に不正を働き、それでいながら安息日には仮面をかぶり、神様に礼拝をささげている姿があるのです。正義や公正を踏みにじりながら供え物をささげるのです。預言者アモスを通して神様は、そんな状態のイスラエルの民に語りかけます。
そして神様は、全く違った時代の、全く違った文化に生きる人々にも、聖書を通しメッセージを伝えます。現代の日本に生きる私たちにも、今朝この御言葉が開かれているのです。