礼拝動画

週報

説教要旨
「今日、あなたがたのため」ルカ2章1~20節
① ルカ2章 1~7節
福音書記者のルカは、多くの人がイエス様の生涯について書く中
「綿密に調べて(1:3)」書くという方針を取りました。その為、当時の状況をくわしく書いています。ローマ帝国の初代皇帝アウグストによる勅令として、イスラエルの地域が含まれるシリア地方の総がキリニウスの時に、「住民登録」が命じられたのでした。
ダビデ王の末裔にあたるヨセフは、「ダビデの町」と呼ばれるベツレヘムに、いいなづけで身重になっていたマリアと共に上り、ベツレヘムで男の子が生まれました。男の子は家畜の餌を入れる、業補に寝かされたのでした。
②ルカ2章 8~14節
その地方の郊外で、羊の夜番をしていた羊飼いたちに、救い主誕生の知らせが届けられました。
【今日、あなたがたのため】
ルカの福音書では、「今日」という言葉が使われて、特別な出来事がなされる事が強調されています。
・「今日、この聖書のことばが実現しました」(4章21節)
・「今日、あなたの家に泊まる」(19章5節)
・「今日、救いがこの家に来ました」(19章9節)
・「今日、わたしとともにパラダイスに」(23章43節)
この特別な出来事は、「あなたがたのため」と羊飼いたちに告げられたのです。
③ ルカ2章15〜20節
羊飼いたちは、御告げを聞いてベツレヘムの町に向かい、救い主を探し当てました。目印は「葉桶」です。羊飼いたちが来られるように、家畜小屋が救い主誕生の舞台となりました。
