礼拝動画

説教要旨
『仲間を加えられて進む旅』便徒16章1~10節
① 出発の前からハプニング(使徒15:36〜41)
二回目の伝道旅行は、出発の前から波乱に満ちていました。
一緒に福音を伝えてきたパウロとバルナバの間に激しい議論が起こり、その結果、お互いに別行動を取ることになりました。
② 新しい仲間が加えられる(使徒16:1~5)
アンティオキア教会の兄弟姉妹から、「主の恵みにゆだねられて」出発したパウロとシラスたちはガラテヤ地方を進み、リステラの町で、青年テモテを訪ね、旅の一員に加える事となります。
この旅からテモテは、牧師・伝道者として育てられてのでした。
③ 幻を共有して進む(使徒16:6~10)
一行はガラテヤ地方を過ぎた後で、アジア州北西の港町トロアスまでやって来ました。その晩パウロは夢で幻を見ます。「マケドニアに渡って来て、私たちを助けて下さい。」とマケドニア人にお願いをされたのです。そして一行は、この幻を共有しました。
10節にこうあります。「パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニアに渡ることにした。彼らに福音を宜べ伝えるために、神が私たちを召しておられるのだと確言したからである。』もうお分かりですね。ここでは主語が「私たち」となっていますから、便徒の働きの著者・ルカが仲間に加わっているのです。