3月2日の礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

『罪人になお注がれる神の愛』創世記3章9〜24節


「あなたはどこにいるのか。」「どうしてあなたは、わたしから隠れているのか。」罪悪感から、神様を避けて身を隠す人間への呼びかけが、悲しく響いたのでした。
それでも創世記3章後半には、罪人となってしまった人間への神様の愛や、救いの計画も書いてあります。
21節にはこうあります。「神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作って彼らに着せられた。」ここには、ありのままの姿を恥じて身を隠す人を、包み込む愛があるのです。
そして15節には、サタンの化身である蛇に言われた言葉ですが、こうあります。
「わたしは敵意を、おまえと女の間に、お前の子孫と女の子孫の間に置く。彼はおまえの頭を打ち、おまえは彼のかかとを打つ。」
難しい言い回しですが、この15節は、「原福音」と呼ばれます簡単に言うと、こういう事になります。神様は、サタンと女の間に敵意を置いた。やがて女の子孫である「彼」のかかとをサタンは打ち、女の子孫である「彼」はサタンの頭を打ち砕く。
ここで言われている女の子孫である「彼」とは、やがて人の子として生まれる救い主イエス様の事です。サタンはイエス様のかかとを打ち、十字架にはりつけにするが、救い主イエス様は、サタンの頭を打ち砕いて勝利される。何と、創世記る章に、人間の堕落が語られると共に、神様が人を罪から救う福音の原型が書かれているのです。