12月15日の礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

『恐れることはありません』ルカ2章1〜14節

8節からは、その地方の郊外に場面が変ります。『羊飼いたちが、野宿をしながら羊の群れの夜番をしていた』とありますから、夜になって、すっかり辺りは暗くなっていた事でしょう。

すると突然、羊飼いたちのところに一人の使いが現れたのでした。そして主の栄光が周りを照らし、あまりの光景に、羊飼いたちは「非常に恐れた」と言うのです。

御使いは彼らを見て言いました。「恐れることはありません。」当たり前の事ですが、使いの目的は、羊飼いたちを恐れさせる事ではありません。むしろ羊飼いをはじめとして、この民全体に与えられる大きな喜びを告げ知らせるために現れたのでした。

11節で、その大きな喜びが告げ知らされます。
『今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。』この大きな喜びの知らせが、羊飼いたちに最初にもたらされたのは、まさに神様の御心によりました。使いはこう続けます。
『あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。』
御使いたちが彼らから離れた後、彼らはベツレヘムの町へと急ぎました。あまりの出来事に、「非常に恐れた」彼らは、「恐れることはありません」という言葉と共に告げ知らされた、「あなたがたのために救い主がお生まれになりました」という御言葉を受け止めたのです。「私たちのために救い主がお生まれになられた!」

【恐れることはありません】
恐れから喜びへと思いを変えられた羊飼いたちは、その思いを行動にあらわしました。そして、救い主を探し当てたのでした。

【考えてみましょう】
① 心が、恐れから喜びに変えられるのは、どんな時でしょうか?
② イエス様の降誕は、あなたにとってどんな意味がありますか?