8月11日礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

『あなたはわたしの愛する子』 マルコ 1章 1~11節 ① 悔改めのバプテスマ(4~5節) バプテスマという言葉には、「浸す」とか、「沈む♪」という意味があるそうです。バプテスマのヨハネ以前には、ユダヤ教の習慣や儀式の中で、汚れからのきよめをあらわす沐浴をすることによって、神様に立ち返る事を表してきたのだそうです。 「神の国が近づいた。救い主が来ようとしている。心を神に向けるために悔い改めよ!」と説くヨハネの前にやって来た人々は、自分の罪を悔い改め、バプテスマを受けたのです。 ですから悔い改めのバプテスマとは、神様から離れて汚れの中を歩んでいた者が、神様へと方向転換して立ち返り、罪の汚れをきよめられて神様に帰依して歩むために、水に浸される事です。 ② 聖霊によるバプテスマ(7~8節) 「浸す」「沈む」から派生して、バプテスマには、「一体となる「同化する」という意味があります。 ヨハネは、自分の後に来られる救い主について、「この方は聖霊のバプテスマをお授けになります。」と人々に指し示したのでした聖霊によるバプテスマとは、イエス様を言じた者が聖霊と一体とされ、三位一体の神様と共に歩む者とされる事を意味します。 ③ バプテスマを受ける祝福(9~11節) 「見よ。天が開け、神の御霊が鳩のようにご自分の上に降って来られるのをご覧になった。そして、見よ。天から声があり、こう告げた。「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。」』 (並行箇所マタイ 3:16〜17) 創世記2章で、ご自身を「われわれ」と表現された三位一体の神の祝福に満ちた交わりがここに表わされているのです。 そしてこの祝福は、私たちにも及んでいるのです。