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説教要旨
『見よ、それは非常に良かった』創世記1：24～2：3
天地創造の第六日目に神様は、地の上に、いろいろな種類の生き物を造られました。そして25節の終わりに、こう書いてあります。『神はそれを良しと見られた。』ところが第6日はこれで終わりませんでした（26～28節）。
神様は第六日に人間を造られました。そして命じます。
『生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地の上を這うすべての生き物を支配せよ。」（28節）
天地創造の最後に、神様は人をお造りになられました。そして神様が造られたすべてのものを支配する、管理することが、人に与えられた一つの目的だったのです。
神様は、第一日目から第六日目にかけて、創造のわざを行われました。そして、今に至るまで、それを保持しておられます。
この神様が造られ、保持しておられる地上の営みの中で、私たちも命を与えられました。人の誤った管理による悪影響が、世の中に蔓延しているのは残念なことですが、それでも神様の見えない御手によって、今も支えられているのです。
こうして神様は天地創造のわざを終えられ、すべてのお造りになったものを、ご覧になったのです。そして第七日目に、「すべてのわざをやめられた」とあります（2：1～3）。
神様に造られ、神様に似る者とされた人間も、7日のうちの1日を聖とし、日常から区別をして静まり過ごすのです。
