7月14日礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

『神の恵みを無にはしません」ガラテヤ2章15~21節
18節には、かつてのものを打ち壊し、再びそれを建てるような事はしないとあります。パウロが打ち壊したものとは一体何でしょうか?それは、律法を行う事によって神様から義と認められようとする事です。


アブラハムから始まったイスラエル民族の契約も本来は、神様の恵みによって与えられた仰によって義と認められたのです。ところがイスラエルの民は、バビロン捕囚を経験して以来、自分たちは律法を守り行わないと神様の怒りを招き、再び罰せられてしまうとの疑心暗鬼に陥って、律法を行う事で義と認められるのだと自らに課すようになってしまったのです。そしてパウロは、律法を違反していると思われたキリスト者たちを捕えて、律法を忠実に行うユダヤ教徒へと回心させるべく行動したのでした。ところが、キリスト者たちを捕えにダマスコの町へと向かった時、パウロは不思議な語りかけを受け、やがてイエス様を救い主とじる者とされたのでした。以来パウロは律法を行う事によって神様から義と認められようとする事を打ち壊し、キリストをじる事によって神様から義と認められる事を受け入れたのです。


今日の中心は、「神の恵みを無にしない」という事です。一つのアドバイスとして、「律法を行う事によってではなく、信仰によって義と認められる」としてきた基本的な理解だけでなく、新しい光として教えられている、「キリストの真実によって」を受け止める事です。何故なら私たちは、宿仰を自分の行いの一つと捉えてしまう事があるからです。
「キリストの真実によって、恵みのうちに信仰を与えられ、人は義と認められる。」そのように教えられております。