3月10日礼拝動画と説教要旨

礼拝動画

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説教要旨

使徒15:1~11 『教会の一致のための会議』

アンティオキアの教会で、第一次伝道旅行を終えたバルナバとパウロが恵みの分かち合いをしつつ共に過ごしていると、エルサレム教会から、何人かの人たちがやって来て、ユダヤ人から見た異邦人は、イエス・キリストを信じただけでは救われず、「割礼を受けなければ救われない」と教えていたのでした。これは、どういう事かと言うと、キリスト者となるだけでは救われず、割礼という儀式を行ってユダヤ教徒とならなければ、異邦人は救われないのだという主張を、わざわざアンティオキアまでやって来て、人々に教えていたと言うのです。この教えにパウロとバルナバが激しく対立して、論争になったと言うのです。そしてこの問題について使徒たちや長老たちと話し合うため、パウロとバルナバと数名がエルサレムに向かうのでした。そして、エルサレム教会で会議が行われたのです。「エルサレム会議」と呼ばれます。

パウロとバルナバが、異邦人に福音が語られ、彼らがイエス・キリストを信じた時、彼らのうちに聖霊が与えられた事を、受け入れられないでいた人々に向かって、ペテロが自ら経験をした証しをしたのでした。するとようやくエルサレム教会の信徒たちは、パウロとバルナバの話を冷静に聴いたのでした。

このエルサレム会議の結論として、エルサレム教会で中心的な役割を果たしていたイエス様の弟ヤコブが、異邦人でキリスト者となった者に割礼を強制して悩ませてはならず、イエス・キリストの御名を信じ救われる事に、割礼は強制しない事を決定したのでした。